FXを始めてみたい方へ




FX取引とスプレッド


FXでは、異なる二つの通貨を互いに売買して、外国為替市場の為替相場のレート変動によって生まれるその価値の差を利用して、利益を求めていくことを目的としています。

通貨の売買を行う際には、為替相場の現在の売値と買値を知っておかなくてはならず、多くの取引業者では、例えば米ドル1ドルに対しての円の売値と買値を表す際に「100.15-100.20」というような表示の仕方を行います。

この時に表されている数字の内の小さい方を「BID/ビッド」と呼んでおり、現在の為替相場でのその通貨の売値を表示しています。
また、数字の大きな方を「ASK/アスク」または「Offer/オファー」と呼んでおり、こちらは現在の為替相場での買値を表しているのです。
一般的には画面に向かって左に表示されているものがビッドで右に表示されているものがアスクになります。

このビッドとアスクの取り扱いについては、売りと買いという立場が相対的になっているために、取引業者と顧客側の取り方によりその意味合いが変わってくるので注意が筆いうになり、例えばビッドは投資家が分からると売値になるのですが、FX業者側からすると買値、つまり、買い取ることができる値段という事になるわけです。

このように、売買の取引きでは、どちらの側から見たのかによって、売りと買いの値が逆転することがあります。
売買市場の原則として、値の小さな価格で売ることができ、値の大きな価格で買うことができる、というものがありますので、ひとつ覚えておくといいでしょう。

さて、このビッドとアスクには価格差があり、先の例で言えば「100.15-100.20」の差額である「00.05」、つまり5銭になるのですが、この差額の事を「スプレッド」とFX取引では呼んでいます。
もし為替レートが変わらないと仮定した場合に、この通貨を買って売れば、その差額である5銭を失うことになります。

この時に失われた五銭は、多くの場合はFXの取引業者の取り分となり、いわゆる手数料な扱いで徴収されてしまいますので、顧客である投資側としては、このスプレッドがコストになるわけです。

つまり、ビッドとアスクの差が大きい、スプレッドの幅が広ければ、その差額も大きくなるために、コストも高くなります。
逆に、ビッドとアスクの差が小さいスプレッドの幅が狭い状態であれば、コストも小さくなることになります。
また、このスプレッドの広さは、ほとんど取引業者によって決定されるために、その幅に差があることも覚えておくべきでしょう。

このスプレッドの幅の決定ですが、取引業者の設定の根拠は様々で、ある業者は選択する通貨によって違う設定を用意していたり、またある業者はこのスプレッドの幅を極力小さくして投資家を呼び寄せる売り文句の一つにしていたりします。
また、スプレッドが「固定スプレッド」と「変動スプレッド」と分かれている場合がありますが、多くはスプレッドは変動するもので、固定スプレッドを用いているケースは、何らかのサービスの一環だと考えてよく、その固定スプレッドも「原則固定スプレッド」となっているケースがほとんどで、基本的にはスプレッド幅は変動すると考えていた方がいいでしょう。

では、各業者はこのスプレッドの幅を、いったいどのような根拠で決定しているのでしょうか。

その理由は、為替レートのへ対応であり、基本的に為替相場の変動が大きく激しい場合はスプレッド幅が広く設定され、小さくおとなしい場合はスプレッド幅が狭く設定されます。

これは、変動の大きい為替レートではその利益幅を求めて、顧客である投資家の注文が多くなるため、これに対して狭いスプレッド幅を設定していると、取引業者の運営上でのリスクになるためであり、また業者の収益を守るためと考えられています。

しかしながら、FX取引をする投資家側とすれば、利益の足を引っ張るコストはなるべく圧縮してお行きたいところであるために、取引業者も通貨を限定してスプレッドを狭めたり、先ほどのように原則固定式という形でスプレッドが広がりにくいことを顧客にたいしてアピールしているわけです。

また、こうした過剰なスプレッド圧縮の傾向から抜け出し、現在ではスプレッドをあえて広げて、その他のサービス対応で顧客を獲得しようという業者も現れ始めていますので、取引業者を選考する場合は、スプレッドとその他のサービスも見比べながら決定することをお勧めします。

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